院長ブログ
2014年10月14日 火曜日
矯正治療中の虫歯予防の話
矯正治療中は虫歯になりやすい。
これは残念ながら事実です。なぜかといえば歯が磨きにくくなるからです。
私は3つの柱として、歯磨き指導、フッ素塗布、フッ素洗口を患者さんにおこなってもらっています。歯磨き指導は装置が入る前に子どもであれば3回ほどきてもらい、原則的には合格が出ないと装置が入らない(矯正治療が始まらない)というシステムをとっています。また、装置を装着する前にはフッ素塗布を行います。それに加えお家で寝る前にフッ素洗口剤でうがいをしてもらうという方法を加えます。
さらに虫歯になりやすいお子さんにはいくつかの方法があります。でも、フッ素が先ず基本。そして装置がついているお子さんには歯磨きをしっかりできるようになってもらう。
矯正で歯が綺麗に並んでも、虫歯が増えては困ります。また、こちらでいくら歯磨き指導をしてもお家できっちり実行できなければやはり意味がありません。また取り外しの装置を使ってもは磨かなければ結局は意味がありません。虫歯予防は、装置を付けない状態よりもある程度お母様お父様の協力も必要になってくるところです。
投稿者 高橋矯正歯科医院